日程は変更になることがあります。
4月25日(土) | ガイダンス、田んぼの生きもの調べ | |
5月16日(土) | 高原山の石を調べよう、サツマイモ定植 | |
6月20日(土) | わらじづくり | |
7月25日(土) | セミの抜け殻観察&羽化観察 | |
8月29日(土) | 水辺の生きもの調査 | |
9月22~23日(火・水) | 【合宿】ナイトハイク、トンボ観察 | |
10月17日(土) | 木工体験 | |
11月21日(土) | 化石さがし | |
12月19日(土) | くまの木で遊ぼう | |
1月16日(土) | スノーシューで雪上探検 | |
2月21日(日) | 冬の野鳥観察 | |
2月28日(日) | 「あつまれ!自然好き」で活動発表(県立博物館主催) |
とても暖かく、日陰にいても寒くないくらいの井頭公園で、カモなどの野鳥を観察しました。まず、最初は鳥見亭に行き、見つけた鳥で行うビンゴゲーム、カモカモビンゴの開始。図鑑を使って、真剣にお題を解き、鳥の名前を当てて、ビンゴを揃えていきました。意外に苦戦していたのが「土の上歩いている鳥」を見つけることだったようです。人気のカモは、ナポレオンの帽子のような頭のヨシガモでした。その後、鳥見亭を出て鳥を探しながら池沿いに歩いて池の中ほどまで行くと、すぐ近くにカワセミが!とてもきれいでしたね。昼食後はさらに先に進んで池のほとりを一周しました。
暖冬で雪が少なく、当初予定していたスノーシューが出来なため、奥日光の中禅寺湖畔でハイキングを行いました。
昨夜の雪で、うっすら白くなったハイキングコースを歩くと、シカの足跡やタヌキの糞などがあり、こんなに寒くても、生きものたちが活動しているのが分かりました。八丁出島での昼食の後、水辺に下り、波しぶきで出来た氷柱をビニール袋に入れて、自宅に持ち帰ろうとする子もいました。自宅だと氷柱もできないので、楽しかったのでしょうね。最後に湖畔で平らな石を拾い、水切りをしましたが、みんな大はしゃぎ。
気温は低かったですが、風もなく穏やかで楽しいハイキングでした。
寒い季節でも野外で楽しめる活動をしようということで、焼き芋や山歩き、アスレチックなどをしました。
活動は焼き芋の準備からです。まず、みんなで薪を拾い集めて火をおこしました。そのあとサツマイモを新聞紙、アルミホイルで包んで焚火の中にセットしました。芋の数は30個くらいです。うまくできるのでしょうか。
焼き芋は、放置して「くまの木」から歩いて15分くらいの体験活動林にでかけました。そこで、軽いネイチャーゲームから始めて、みんなで協力してスラックラインを渡って島から島へ脱出するゲームをやりました。男子チームと女子チームに分けたのですが、女子はささっと協力し合ってあっという間に全員無事に脱
出成功。男子は結構苦労しましたが、5回目くらいでやっと協力したり、6年生が下級生の手助けしたりして何とか成功。そして、最後は男女混合の全員で、目 標タイムも決めて挑戦。なんとか全員無事に脱出成功して、目標タイムもクリア。みんな頑張った。すごい!
その後は「くまの木」に戻って焼き芋のおやつタイム!
ちゃんとできているかドキドキでしたが、なんと大成功。めちゃくちゃおいしい焼き芋が出来ていました。
冬でも午前中みっちり外で楽しめました。
「くまの木」からみんなでマイクロバスに乗り、矢板市側の高原山まで行きました。
バスを降りてから化石の出るところまでは、30分くらい歩くのですが、そんなのなんのそのみんな意気揚々で採掘現場に到着しました。そこで、化石さがしを指導してくださる県立博物館の柏村先生に化石の探し方を教えてもらいました。
そして、化石さがしが始まると、ふだんの活動では30分くらいしか集中していられないみんなが、このときばかりは2時間近く集中して、ひたすら石を割る作業をしていました。実際、落ちている石を割れば、結構な確率で化石が出てくるし、ほとんどは二枚貝の化石なのですが、たまに巻貝や葉っぱの化石も出てくるので、楽しいし、やる気が続くのもわかります。
さらに化石が多い場所に移動するときには、やぶ漕ぎや野ウサギとの遭遇などがあったりして、ちょっとした冒険気分もあじわえました。
採掘を終え、またバスに乗り「くまの木」に戻ってお弁当を食べました。
食後、化石のクリーニングの仕方を教わり、一生懸命化石をきれいにしました。一つの化石をひたすらきれいにする人もいれば、とりあえず持ち帰った石を割るたびに新しい化石が出てきてうれしい悲鳴を上げる人もいたりと、みんな作業に集中していて、あっという間に解散時間の午後3時になりました。
天候にも恵まれ、今年も濃密な化石さがしとなりました。
自然クラブ初の「木工体験」は、宇都宮大学の演習林にお邪魔しての活動でした。
あいにく集合時が雨だったので、当初予定していた演習林内での樹木伐採などの見学は中止にし、最初から木工体験を行いました。木の板をのこぎりで切ってCD入れを作ったり、丸太を輪切りして焼き印を入れてコースターを作ったりしました。その後、雨は止んで晴れてきたので、演習林内の池で笹舟を作って浮かばせて遊びました。
雨で実施できなかったプログラムもありましたが楽しい体験でした。
合宿最初の活動は、担当を決めて夕食のカレー作りからスタート。慣れない包丁を使う姿は、もうヒヤヒヤものでしたが、ご飯もカレーも上手にでき、焚火を囲みとてもいい雰囲気でいただきました。夜は部屋でトランプ組とナイトハイク組に分かれて実施。ナイトハイクでは、クロマドホタルの幼虫が淡い光を放っていました。
翌日は、裏山散策の後、朝食作り。牛乳パックで焼くホットドックや、差し入れの豆腐まで入って具だくさんのコンソメスープ、目玉焼きやゆで卵など、みんな協力しながら自分たちで調理をしました。トンボ採りでは、赤トンボやシオカラトンボなど、たくさんのトンボを採ることができました。
2日間一緒に生活することで、子どもたち同士の距離は、前より近づき仲良くなったようでした。
雨のため中止しました。
荒川沿いの林と校庭のバーベキュー施設付近でセミの抜け殻を探しました。セミの鳴き声が大きく聞こえる中、暑さにもめげず、みんな楽しそうでした。採った数は、合計106個で、校庭が6割と、荒川沿いの林よりも多く見つけることができました。
集めたセミの抜け殻は、資料に基づき種類を調べました。大きさや触角の形で分類しましたが触角が小さく苦戦していたようでした。分類の結果は、アブラセミが62個、ミンミンゼミ16個、ヒグラシ14個などアブラセミが圧倒的に多く、聞こえた鳴き声からも、それが実感できた観察会でした。
校庭 | 荒川沿いの林 | 計 | |
アブラゼミ |
47 | 15 | 62 |
ミンミンゼミ | 7 | 9 | 16 |
ヒグラシ | 6 | 8 |
14 |
ツクツクホウシ |
2 |
3 |
5 |
ニイニイゼミ | 1 | 2 | 3 |
不明 | 3 | 3 |
6 |
計 | 66 | 40 | 106 |
“しめ縄”や“しめ飾り”などのわら細工が有名な塩谷町。その地元の農家の方に教えてもらいながら、わらじ作りを行いました。まずは、木の台座に、縒った縄を掛け、つま先部分から編んでいきますが、その初めの編み出しがなかなか分からず、子どもたちもくまの木スタッフも悪戦苦闘。その後も、鼻緒付けや、仕上げも簡単にはいかず、結果、個性豊かな形のわらじができました。
でも、滅多に経験できないわら細工。みんな最後までよく頑張りました。
年度の第1回目は、保護者を交えてガイダンス。活動の詳細説明やスタッフ紹介を行いました。その後のアイスブレイクは大はしゃぎ。笑顔で田んぼへ向かいました。
田んぼでは、虫やカエルなどの生きものを探し、素手で捕まえす。最初にニホンアカガエルの卵やオタマジャクシが、目が慣れてくるとコオイムシやヤゴも見つかるようになりました。アメンボが飴の臭いがするというスタッフからの説明を受けて、たくさんのアメンボを捕まえビニール袋に入れて臭いを嗅いだら、微かに甘い臭いがしました。また、クロゲンゴロウの強烈な臭いも体験できました。いつも賑やかな子どもたちですが、「30秒静かにして耳を澄ましてみよう!」とスタッフが言うと静かになり、田んぼで鳴くトウキョウダルマガエルやシュレーゲルアオガエルの鳴き声がよーく聞こえてきました。こんな体験も時にはいいものです。
さて、今回の活動は、年度初めの体験会。活動が気にいったら、正式に参加登録をいただきます。これから1年間、どんなメンバーでどんな活動ができるか楽しみです。